技術士一次試験(衛生工学部門)を受験してきましたので、感想をまとめます。

先日、技術士一次試験を受験してきました。

 

部門は「衛生工学」です。 

 

今回は勉強方法の記事ではなく、あくまで”試験を受けた感想”の記事ですので、時間がある方だけ読んでください!

 

勉強方法や参考書の記事は合否が出た後に作成予定です!

 

技術士一次試験の試験科科目は3科目あり、

10:30〜12:30 専門科目(35問中25問を選択して回答)
〜お昼休憩〜
13:30〜14:30 適正科目(15問全てを回答)
15:00〜16:00 基礎科目(1群〜5群まで問題群があり、各群6問中3問を回答)
となっています。

 

専門科目は各受験者が選択した部門の問題が出題され、適正科目と基礎科目は共通問題となっています。

 

それでは、感想にうつります!

 

会場へGO!

 

まずは、会場入りです。

私は大阪市の森ノ宮医療大学で受験してきました。

 

 

前日、突如として大学のサークルのオンライン飲み会が開催され、途中で抜けに抜けられず、結局0時までダラダラしてしまいましたが、最初の試験時刻が10:30からだったので、助かりました。

 

時間決めないと永遠に続いてしまうのがオンライン飲みの悪いところですね…

 


さて、試験会場ですが、部門によって建物が違うということを知らないまま向かっていました。

 

たまたま、最初に行った建物が衛生工学部門が含まれる建物でラッキーでした。

違っていたらめちゃめちゃ焦るところでした笑

 

会場に関しては、受験票の備考欄にちゃんと記載されていたので、皆さんは注意してください。

 

受験生の年齢層は大体自分と同じ20代後半か30代前半の方が多く、30代後半〜40代の方もちらほらいらっしゃいました。

ほとんどが男性で、女性は40人くらいの教室に2人くらい居たと思います。

 

 

10:30〜12:30 専門科目(衛生工学部門)

 

この科目では、35問が出題され、そのうち25問を選択し回答します。

技術士一次試験は5割で合格なので、13問正解すればOKです。

 

この科目の感想としては、

 

試験時間長すぎぃ….

 

もしかしたら、他の部門は2時間丸々使わないと解けないような問題が出題されているのかもしれませんが、衛生工学部門はほとんどが暗記ゲーですので、自分は1時間ちょっとで回答し終わりました。

 

試験時間が長い結果何が起きたかというと、トイレに行く受験生が頻発しました。

40人の教室で10人くらいがトイレに行っていました笑

 

まあ、換気が効いていて寒かったのもありますね。来年以降に受けられる方は防寒具をお忘れなく。

 

 

また、過去問からの出題が多く、過去問を5年分程度解いておけば、ほぼ合格までいけるような感触でした。

 

公害防止管理者の試験と比較すると、

・公害防止管理者の場合は、過去問で見たことのある問題がきちんと解けてやっと6割くらい(合格点は6割)

・技術士一次試験の場合は、過去問で見たことのある問題がまあまあ解けて7割狙えるくらい(しかも合格点5割)

 

と難易度はかなり下がる気がします。

 

ただし、参考書が手に入りにくいのが難点ですね。

建築部門や機械部門は受験者数も多いので、参考書が多く市販されていますが、衛生工学部門は受験者数もかなり少ないので、ほとんど参考書がありませんでした。

 

今年の難易度は例年通りくらいだったと思います。

 

13:30〜14:30 適正科目

 

この科目では、15問が出題され、全ての問題を回答します。

5割で合格ですので、8問正解すればOKです。

 

過去問を3年分解きましたが、問題の形式に慣れるとコンスタントに6割は取れるような科目だと思います。

 

今年の難易度も例年通りくらいかなと思いますが、自分の得意な再生可能エネルギーの正誤問題がわかりませんでした。

 

「水素燃料は、クリーンなエネルギーであるが、天然にはほとんど存在していないため、水や化石燃料などの各種原料から製造しなければならず、再生可能エネルギーではない」

 

正しい記述のようですが、太陽光や風力発電から製造したグリーン水素を再生可能エネルギーとして扱っていいのかがわかりませんでした。

あくまで、再エネを原料としているだけで、再エネではないと考えるのが正解なんですかね?

 

15:00〜16:00 基礎科目

 

この科目は1群〜5群の5つの問題群で構成されていて、1つの群には問題が6つあり、各群3問ずつ選択します。

よって、3問×5群=15問を回答し、8問正解で合格となります。

 

自分の作戦は、

1群 設計・計画に関するもの →信頼度の問題はとる。後はノリで解く。

2群 情報・倫理に関するもの →全部ノリで解く。

3群 解析に関するもの →ベクトル計算、積分計算、応力計算は確実にとる。

4群 材料・化学・バイオに関するもの →得意分野。材料・化学は完答。

5群 環境・エネルギー・技術に関するもの →全部ノリで解く

といった感じでした。

 

今回の試験で、この基礎科目が一番焦りました。

 

時間をかければ解けるような問題が多いのですが、試験時間が1時間しかないため、ゆっくり考えるゆとりがあまりありません。

 

過去問を解いているときは、時間のことを気にしなかったのでノリで正解までたどり着ける問題が多かったのですが、実際本番では時間も少なく焦ってしまい、何問か解き損ねてしまいました。

 

特に5群の問題は自信ないですね…

 

もうちょっと過去問をしっかりこなしておけばよかったなと思いました。

 

まとめ

 

今回は、技術士一次試験を受験してきて感想を記事にしました。

 

各科目5割で合格なので、おそらく大丈夫かなと思っているのですが、正解が発表されるまではドキドキです。

 

自分が受験した衛生工学部門は、受験生がかなり少ないので、自分の勉強方法や参考書は別途記事にしようと思います。

 

(追記)

無事に合格しました!

 

私が使用した参考書や勉強方法はこちらの記事に記載していますので、参考にしてください!