昨日エネルギー管理士の試験を受けてきました!
私は熱分野での受験です。
試験中にいろいろ反省すべきこともあったので、試験の感想を交えながら報告したいと思います!
0時限目 会場へ移動
エネルギー管理士たるもの、遅刻せずに規定の場所へ到着することが必須、、
私は今回、大阪会場で受験しました!
まずは自宅最寄駅から寝屋川市駅まで移動すること1時間。
1時限目の試験開始が9:00で、1時間前くらいに駅に到着したので、あんまり人はいませんでした。
それから会場の大阪電気通信大学まで徒歩15分くらい。
朝なのにめちゃめちゃ暑かったです。
10年分の過去問の問題集と分野毎の公式テキストを持ち歩いていたので、移動だけで疲れました。
会場に着くと、1時限目までまだ時間があったので、過去問のおさらいしてました。
2016年過去問「LEDランプの固有エネルギー消費効率は汎用品の照明器具で考えると、130〜200lm/W程度である。」
私「ふーん…そんなことより法律おさらいしとくか」
無事にフラグ回収しました。
1時限目 エネルギー総合管理及び法規
大問は3つ。
問題1:エネルギー使用の合理化等に関する法律及び命令
問題2:エネルギー情勢・政策、エネルギー概論
問題3:エネルギー管理技術の基礎
私の戦略は
・問題1は、原油の数量に換算する問題を確実にとる。法律は覚えてないので文脈で当たればラッキー。
・問題2は、過去問でもコンスタントに高得点取れていたので、まあ大丈夫と判断。再生可能エネルギー関係の問題が出ると思ったので、エネルギー白書をパラ見しておく。
・問題3は、計算問題は確実にとる。熱と流体関係の穴埋めはとりたい。
という感じでした。
そして試験開始して、問題を全体的に見てみると、
問題「LEDランプの総合効率は、現状では概ね○[lm/W]の範囲にある」
私「あっ…」
覚えてない….
私が現場で使用するヘッドライトが確か300lmだから、lm/Wに直したら2桁オーダーになるだろう..
よし40〜80lm/Wだ!→不正解
もうね、がっかりでした。
他にも力率の基準値の問題も過去問で見てたのにできませんでした。
良かったところは大きく問題の傾向が変わっていなかったことと、予想通り再エネの問題が出たことですかね。
難易度的には例年並みな気がします。
手応え的には合格できたと思っています。
2時限目 熱と流体の流れの基礎
この課目は熱分野の中で鬼門とされているみたいです。
大問は4つあり、
大問4, 5:熱力学の基礎
大問6 :流体工学の基礎
大問7 :伝熱工学の基礎
私の戦略は、
大問5のランキンサイクルに関する問題を満点。
大問6,7の序盤の簡単な問題は確実に。計算が複雑なところは捨てる覚悟。
という感じで、後は大問4でチョロチョロ点取れば6割いけるだろうと考えていました。
そして、問題を確認すると、、
ランキンなくね!?!?
そんなバカな、過去5年の過去問には全てランキンサイクルがあったはずだ..
なぜみんな大好きランキンサイクルが出ていないんだ…
動揺を隠しきれませんでした。
しかも、ランキンの代わりの大問の、最初の問題
問題「絞り膨張過程は○○変化として扱うことができるので〜」
私「!?!?」
これは等エンタルピーだったっけ、、けどこれって等エントロピーもいけるんだっけ??
あれあれ?
ここで点取れなかったらこの課目不合格の可能性高いよ、やばいやばいやばい….
もうめちゃくちゃ焦りました。
そのあとは気持ちを落ち着けるために、流体と伝熱から攻めました。
流体は計算問題がちょっと煩雑だったのですが、まあ例年並みだったと思います。
(計算ミスってそう)
伝熱は1問捨てましたが、まずまずでした。
最後の円筒の問題は、ぱっと見焦りましたが、熱の流れる方向(符号の向き)を意識すればすぐに解ける問題でした。
伝熱もちょっと癖がありましたが、難易度は例年並みな気がします。
そして、絞り膨張過程はいったん放置して、大問4の熱力学。
ディーゼルサイクルの問題は過去問5年分にはなく、初見だったのですが、誘導問題だったので助かりました。
ただ、理論熱効率を圧縮比、締切比、比熱比で表す穴埋め問題の解答群に、私の計算した結果が含まれていない事態が発生しました。
まためちゃめちゃ焦りました笑
ランキンでやらかしてるからここも落としたら終わるかも、ヤバいヤバイヤバイ…
そして自分の計算過程を見返していると、
比熱比κ=Cv/Cp
ん?あれ?分子と分母逆じゃね??
κ= Cp/Cvやわ!
序盤も序盤でやらかしてました笑
修正したら、無事に解答できて、それ以降の計算も一通り解けました。
この大問は例年にはない問題ですが、誘導にしたがっておけば、合格ラインはいけるかと思います。
そして、残りは絞り膨張の問題。
等エントロピーかはわからないけど、等エンタルピーなのは間違い無いだろうと自分の中で結論づけて、疑心暗鬼で進めました。
テンパってた上、計算が煩雑だったので、自信はないですね…
ランキンで満点を狙っていた身としては、この大問でしっかり自信を持って得点できなかった分、ショックが大きいです笑
この2時限目は全体を通してみると、過去問にない問題が多くてめちゃくちゃ惑わされました。
とにかく焦らぬことですね。
久しぶりのペーパー試験で緊張していたのもあったのか、すごいあわてました。
あと思ったより試験時間がなかったですね..
今まで試験時間を意識して解いていなかったので、時間配分がいまいちでした。
また、問題用紙に空白が少なくて、計算していたら、どんどんぐちゃぐちゃになっていったので、その分タイムロスしてしまった気がします。
過去問も5年分で十分かなと思っていたのですが、確実に合格したいならばもっと遡ってといたほうが良さそうですね。
以上、ダラダラと感想を記載しました!
3時限目と4時限目の感想は以下の記事に書いています!