27歳理系院卒の僕が転職してみてわかったこと【結論:今の仕事が嫌なら若いうちに転職すべき】

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こんばんは、鉄男です。

 

「理系 院卒 転職」で検索してみても、案外自分と同じ境遇の人が居ないことに気付きました。

 

私の転職の場合、

職歴:大手素材メーカー生産技術職 → 大手機械メーカー技術営業職
学歴:地方国立大 院卒
年齢:27歳(内定当時)
社会人歴:丸3年半(内定当時)

 

という経歴なのですが、ネット検索で出てくるのは、

コンサルタントへ転職、IT企業へ転職、ベンチャー企業へ転職など華やかなものばかり…

 

私みたいに普通にメーカーからメーカーへの転職情報って意外と少ない気がしました。

 

この理由はおそらく、

 

 

 

  1. 理系院卒が就職する企業は大手が多く、待遇が良いからそもそも転職する必要がない
  2. 入社してから行う業務が、入社前にイメージしていたものと大きくかけ離れていない
  3. 技術系の仕事は習得に時間を要し、1人前になった頃には転職しにくい年齢になってしまっている
  4. 大学院の研究室も大抵ブラックなので、きつい職場への耐性ができてしまっている

というのがあるため、一部の人達しか転職しないのではないかと勝手に思っています。

 

そこで今回、大手メーカーから別業種・別職種へ転職を果たした私の経験をもとに、アドバイスを掲載したいと思います。

 

(追記)他の転職記事はこちらです!

理系院卒で実際に転職をした僕が、自分の経験をもとに転職活動のフローを解説します

コロナ禍でも理系院卒メーカー勤務が余裕で転職可能と思う理由

 

書類通過した企業と職種

 

転職するにあたって、複数の企業へ書類を提出しました。

思い出せるだけ書き起こします。

 

私の前職:大手鉄鋼メーカー生産技術職

書類:5勝3敗

面接:1勝1敗

 

書類通過(※以下は全て東証一部上場企業です)

  • 鉄鋼メーカー研究職(IT関係) →面接受けず
  • 空調メーカー生産技術職(化学部門) →面接落ち…
  • 重工メーカー生産管理職 →面接受けず
  • 電池メーカー研究職 →迷いに迷って面接受けず
  • 機械メーカー技術営業職 →内定

 

書類落ち

  • 総合電機メーカー研究職
  • ガラスメーカー生産技術職(IT部門)
  • 自転車部品メーカー生産技術職

 

書類が通過した企業については、面接対策をしっかりしていれば内定までたどり着ける可能性はあったのではないかと思っています。

 

未経験業界や職種に転職するのは可能か?

 

私の書類通過の結果を踏まえて、以下の質問に答えていきます!

① 違う業界や職種に転職することは可能か?

② 第2新卒として採用してくれることは可能か?

③ 大学院での研究は転職に役立つか?

 

① 違う業界や職種に転職することは可能か?

 

これに関しては、どちらか1つが異なる場合は余裕だと思います。

例えばですが、

  • 同じ業界(化学→化学)だけど違う職種(生産技術→研究)へ転職
  • 違う業界(鉄鋼→化学)だけど同じ職種(生産技術→生産技術)へ転職

 

というような転職はかなり現実的です。

こういうのはピポット転職と言われていて、結構一般的です。

 

どちらかに軸足を残したまま、別業界もしくは別職種へ転職してキャリアアップを狙う方法です。

この本が参考になります。

 

 

私は生産技術職として現場対応や生産量の管理をしていた経験があったため、

違う業界の空調メーカーの生産技術職や重工メーカーの生産管理職へ書類通過できました。

 

一方、総合電機メーカーの研究職やガラスメーカーのIT職のような、業界も職種もどちらも異なる場合は書類通過できませんでした。

 

ただ私は最終的には業界も業種も異なる、機械メーカーの技術営業職に内定をもらっています。

両方異なるのですが、私の場合は今の業務に非常に親和性があると判断されたため内定をいただきました。珍しい部類だと思います。

 

ですので、別業界かつ別職種への転職は不可能ではないのですが、何かしらマッチングするスキルや経験を有しているか、企業のランクを落とすかなどの条件が必要と考えます。

 

② 第2新卒として採用してくれることは可能か?

 

一般的に第2新卒の場合、全く新しい業界・職種へチャレンジすることができるとされています。

 

しかし、私の場合、大学院卒で第2新卒としての採用はあまり考えてもらえませんでした。

 

第2新卒は一般的には卒業して3年以内とされていますが、大学院卒の場合、入社して3年後の年齢はストレートの人でも27歳。学部卒基準だと中堅社員として扱われ始める年齢です。

 

やはり職歴は意識されました。

 

私は転職エージェントを介しての活動が多かったのですが、そこで紹介された案件はほとんどが即戦力採用。つまり経験者採用でした。

 

ただ、面接官や転職エージェントの話を聞くと、27歳という年齢は、比較的緩めに評価してもらえるようです。

 

第2新卒枠とまではいかないけれど、まだ若いためポテンシャルを見られたということです。

 

また、企業によってはホームページ上に第2新卒募集というページを掲載しているところもあります。

このように大々的に募集している企業の場合は、学歴やポテンシャルしか見ない可能性が高いため、まずは確認しましょう。

 

転職に関しては若ければ若いほど有利です。

もし今の会社に不満があるならば、すぐに転職を考えましょう。

 

③ 大学院での研究は転職に役立つか?

 

もし大学院で研究していた分野に近い企業に応募する場合、場合によっては有利に働く場合があります。

 

私は学生時代に電池材料合成の研究をしていたのですが、その研究を猛プッシュした職務経歴書を電池メーカーに提出しました。

その結果、研究職として選考を進めてもらいました。

 

ただ、これも年齢が若く、ポテンシャルを重視されたため、書類合格できた可能性が高いです。

 

まとめ

 

私の転職活動を通して体験したことをまとめてみました。

今回言いたかったことは、

・別業界もしくは別職種への転職は可能性高い
・院卒で社会人歴3年半の場合は、職歴や経験をみられる場合が多かった
・若いほどポテンシャルを考慮してもらえるため、転職は有利
・大学院時代の研究が役立つこともあるが、年齢による

 

結論、院卒で今の仕事あってないかなーと感じたならば、すぐに転職にうつしましょう!選択肢がどんどん狭くなってしまいます!

 

 

転職を考え始めたばかりの方はこの本をおすすめします

いろいろなインフルエンサーの方が紹介しているので、ご存知かもしれませんが、念のため紹介いたします。

 

また、転職エージェントを利用して、一度自分のキャリアについてしっかり考えるのも非常に大切です。

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