学会って辛いの?メリットとデメリット解説

理系学生ならば、在学中に学会発表する(させられる?)人がほとんどだと思います。

 

今回は、

  • 学会にまだ出たことのない学生
  • これから出る予定の学生

 

にむけて、学会発表がどんな感じかを解説したいと思います!

 

私の経験

大学院に入学した学生は、研究分野にもよりますが、修了までに1回は学会発表をする機会があると思います。

 

私は国内発表を計4回(ポスター2回、口頭2回)、国外のポスター発表を1回させていただきました。

 

学会発表自体は結構大変でしたが、得られるものも多かったと思います。

 

学会参加で辛かったこと

 

  • そもそも発表できる研究成果を出さなければならない
  • 要旨の作成
  • 発表用のスライドやポスターの作成
  • 発表準備と本番

 

当然ですが、学会に出る以上は成果を出して、まとめなければなりません。

 

成果がある程度出ている場合なら良いのですが、

成果も出ていないのに見切り発車で学会に参加することになった場合は悲惨です笑

 

私も新しい成果がない状態で参加させられて、実験地獄と考察地獄を味わいました笑

 

また、学会発表の準備も本当に大変で、深夜0時より遅くまで残ることもザラでした。

 

特に最初の発表の時は、ワードやパワポの使い方もよくわかっていなかったので、

要旨の作成やポスターの作成にものすごく時間がかかりました。

 

何回も何回もリバイスしてもらって、最終的には自分の文章が全部助教の文章に化けていることもありました笑

 

助教の先生や先輩には今では本当に感謝しています。

 

本番ももちろん質疑応答で苦悶させられるわけですが、

本番自体はしっかり練習していればそれほど大したことはありませんでした。

 

学会参加で良かったこと

 

一方で、学会に参加して良かったこともたくさんありました。

  • みんなと県外に行くのは旅行気分(出張費は研究費から落ちる場合が多い)
  • 他大学の学生や先生と交流
  • 資料の作成能力アップ
  • 発表経験がつめる

 

発表後に先生、同期と一緒に観光したり、他大学の学生と交流できたりと貴重な体験ができました。

 

当然出張費用は研究費から落ちるので、個人で出したのは飲食代と遊び代だけです。

 

その他にも、ワードやパワポの資料作成技術、発表のやり方、理系的な文章の作成方法など、

今後生きていく上で必要不可欠な能力を、教授を含めた先生方から直接学べたのはとても有意義でした。

 

また、国内学会の口頭発表で奨励賞を受賞した時は本当に嬉しかったです!

 

大きな学会ではなく、本当に小さな学会の分科会での発表でしたが、自分の努力が認められた瞬間でした。

 

おそらく、あの充実感は大学生活の中でもトップレベルだと思います!

 

 

以上が、学会発表経験で得たものです。

 

学会発表となると、たいていの学生は抵抗があると思うのですが、そこで積極的に挙手ができると圧倒的に成長できると思います。

 

なんだかんだで、学生の発表は教授のメンツもかかっているので、熱心にフォローしてくれる研究室が多いはずです。