大学院での就職活動を振り返る

私の社会人生活は2017年にスタートしました。

 

就職活動は大学院1年であった2016年の冬から始めて、大学院2年の4月に内内定をいただきました。

 

同期の中でも比較的早い方だったと思います(しっかり考えて就活していないだけ?笑)

 

今回は私の就職活動を振り返ってみたいと思います。

 

私の就職活動

 

2016年は売り手市場で、企業の採用枠が多かったと記憶しています。

 

1〜2月は、いろいろな大手メーカーから大学OBが毎週のようにきて説明会を開いてくれました。

 

説明会に参加→夜に懇親会(もちろん学生は無料)を毎週のようにやっていました。

多い時は週に3回懇親会に参加していました笑

酒好きの私でも、もう酒はいいや、と思うくらいです。

 

ただ、懇親会はタダで酒が飲みたいから行っているというわけではありません。

 

懇親会に参加すると名簿に記録されて、後日その名簿に名前がある学生に工場見学の案内がきて就活が有利に進むという優遇制度があったので、

少しでも気になる企業であれば必ず参加していました。

 

 

工学だとこういうのが結構あるみたいなのですが、理学や農学だとあんまりないようです。

 

 

3月は、リクナビやマイナビが解禁になるので、志望企業にエントリーしまくりました。

いくらリクルーターとの繋がりがあっても、建前上はエントリーしなければならないため、

自己PRとか学生時代に力を入れたこととかをまとめていました。

 

また、1〜2月で関係を作ったリクルーターから工場見学の案内がきて、いろいろな工場を見て回りました。

 

旅行みたいな感じで楽しかったです。

毎回夜は懇親会開いてくれました。

 

 

4月になると、面接が活発化しました。

経団連の指針によると6/1にならなければ面接はNGだったのですが、

たいていの企業は事実上の面接を4月頃からしていたと思います。

 

毎週のように新幹線や飛行機で移動していましたね。

研究室のゼミ報告と両立させる必要があったので、結構大変でした。

 

4月下旬に第一志望の企業から内内定をもらい、私の就活は終了しました。

 

私は結構早く決めた方ですが、同じコースの同期も5月頃にほとんど決まっていました。

 

就活してて良かったこと

 

私は早く内内定がもらえたということもあり、就活は楽しい思い出ばかりです。

これは良かったなーと思うことを紹介します。

 

懇親会でタダでご飯が食べられた

先ほども書きましたが、

  • 大学でOBが訪問したら懇親会
  • 工場見学入ったら懇親会

と就活中は懇親会ばかりでした。

私は飲み会好きなので、めちゃくちゃ楽しかったです。

もちろん全部企業が出してくれるので、学生は負担なしです。

 

 

交通費で金が増えた

私は地方の大学だったので、工場見学や面接の時は新幹線や飛行機を使用する頻度が多かったです。

 

ただ、ほとんどの企業は交通費を一律で支給してくださったので、

格安の飛行機を予約すれば差額1〜2万円がポケットに入りました笑

 

また、工場見学や面接を連日で組めば、交通費を1往復分浮かすことができる(宿泊費は増えるが)ので、その場合3万円くらい潤いました。

 

同期の強者は1週間丸々東京に住み込んで、交通費を浮かせまくってました。

就活中にトータル30万円くらい儲けたと聞いています笑

 

私はそこまでは流石にできませんが、たいていの同期はお金が減るどころか、交通費で稼いでました。

 

いろいろな工場を見学できた

工場見学は旅行感覚で楽しかったです。

 

普段見せてくれないようなラインを見せてもらったり、先輩社員が半日程度アテンドしてくださったりと、かなり手厚くしていただきました。

 

内内定獲得後は、予定してあった工場見学を全てキャンセルしたのですが、

二度とない機会なのでこっそり行っておけばよかったです。

 

 

就活してて辛かったこと

 

もちろん辛いことや大変だったこともあります。

 

研究との両立がきつい

 

ホワイトな研究室だと、就活が終わるまで進捗報告免除という免罪符をもらうのですが、

私の研究室は、そんな免罪符がなかったので、4月は死ぬかと思いました。

 

面接行って、帰って深夜から研究室行ってゼミ資料まとめたり、

昼間は実験して資料まとめて、深夜から面接練習したり

と体調崩したら崩壊するスケジュールだった気がします。

 

もうどこでもいいから内定はよくれって感じになってました笑

 

 

自分が落ちた会社に同期が受かる

 

同期の志望企業もだいたい似たようなところばかりなので、

ライバルは同じコースの同期になります。

 

ある企業のグループ面接で、たまたま私と同期が同じグループになったのですが、

見事に私が落ちて、同期は次の面接に進みました笑

 

正直、その同期は遊んでばかりだったので、へこみました、

 

 

まとめ

 

工学で大学院生でそこそこの大学だったら、概ね就活は私と同じ感じになるかと思います。

 

学部生だとここまではならないので、院生の特権ですね。

 

学歴ロンダリングしている学生も同じような扱いを受けていたので、

手っ取り早く大手メーカーに入りたい人は、有名大学の工学系にロンダするのもありかなと思います。