ボイラー技士二級の勉強法と参考書を紹介します【この2冊だけ勉強すれば必ず合格できます】

あなた
ボイラー技士二級を取りたいけど、どうやって勉強したらいいかなー

 

今回はボイラー技士二級の勉強方法と参考書を紹介します!

 

 

私は新入社員の研修中に時間があったので、自己研鑽としてボイラー技二2級の試験を受験しました。

大学を出たばかりで、実務で使用するような工業的な知識にはまだ疎かったのですが、2ヶ月くらいの勉強で余裕を持って合格できました。

 

正直、ボイラー技士二級の試験自体はそこまで難しい試験ではありません。

しっかりと対策をすれば短期間で合格できる試験だと思います。

 

 

今回は、ボイラー技士二級がそもそもどんな資格で、どんな勉強法が良いかを解説します!

 

 

今回の記事で対象としている人は、以下の方です!

・ボイラー技士がどんな資格か知りたい人
・ボイラー技士の資格をとるメリットが知りたい人
・ボイラー技士二級の試験に短期間で合格したい人

 

それでは解説していきます!

 

ボイラー技士とは

 

 

まず、そもそもボイラー技士が何なのかについて説明します!

 

以下は、一般社団法人日本ボイラ協会(https://www.jbanet.or.jp/license/boiler-license/)からの引用です。

ボイラー(簡易ボイラー、小型ボイラー及び小規模ボイラーを除く。)の取扱い業務に就業するにはボイラー技士免許が必要です。ボイラー技士免許には、以下の三種類の免許があり、級の区分に関係なく、全てのボイラーを取扱うことができますが、ボイラー取扱い作業の指揮・管理を行うボイラー取扱作業主任者になるには、ボイラーの規模により必要な免許が異なります。また、ボイラー技士免許は無期限有効です。

 

ポイントは、ボイラー技士には三種類の免許(特級、一級、二級)があり、ボイラー取扱作業主任者になるには、ボイラーの規模により必要な免許がかわるということです。

 

・特級ボイラー技士:全てのボイラーOK

・一級ボイラー技士:伝熱面積の合計が500m2未満ならOK

・二級ボイラー技士:伝熱面積の合計が25m2未満ならOK

※ボイラー技士の区分状では、貫流ボイラーの伝熱面積は実際の1/10を乗じた値となる

 

正直いうと、詳しい説明はwikipediaがめちゃめちゃ上手くまとめてくれています笑

詳細はこちらをご覧ください笑

Wikipediaへ移動

 

 

とりあえず、ボイラー技士にはボイラーの伝熱面積によって3種類の区分があり、ボイラー取扱主任技術者になるには必要なランクの資格を取得しなければならないということがわかったかと思います。

 

 

(個人的に考える)ボイラー技士二級資格のメリット

 

当然、ボイラー技士二級を取得すると、全てのボイラーの取扱いができる上に、伝熱面積の合計が25m2未満のボイラーの取扱作業主任者になることができます。

ただ、資格を持っていても実務経験がないと使い物になりませんので、資格を取得してすぐにどうこうという話ではありません。

 

まず、工場や熱供給施設でボイラーの実務経験を着実に積み、二級 → 一級 → 特級とステップアップしていくことで、市場価値の高い人材になっていけるものと思います。

 

ボイラーを取り扱っている施設はたくさんありますので、しっかりとした実務経験と資格があれば、何かあったときにも転職や再就職はしやすいです。

 

 

また、工場に勤務し始めたばかりの若手の方は自己研鑽として受験をおすすめします。

理由としては、

・短期間での勉強で取得可能で試験日も多いので、モチベーションの維持が容易

・工場で業務する上で役立つ知識が結構ある(私は新入社員の時に取得しておいて助かる機会がありました)

・他の資格を取得する時に効率が上がる(公害防止管理者の大気やエネルギー管理士の試験と重複している分野あり)

などなど最初の資格としてはもってこいだと思います。

 

 

短期間で合格するための勉強方法

 

私が行なった勉強方法を紹介します。

まず参考書はこの2冊だけで十分合格できます。

 

参考書

この参考書はイラストが多いのでイメージもしやすく、内容もコンパクトにまとまっていました。

私はいまだに見返すことがあります笑

 

過去問

こちらは過去問です。マークシートがついていますので、コピーして使いまわせば回答しやすいです。

 

 

勉強方法ですが、まずは参考書の項目を1つずつ学習していきます。

時々、確認問題が掲載されているので、それを解きながら進めていきます。

 

最初は内容があまりわからず不安になるかもしれませんが、なるべく早く参考書を1周するのがおすすめです。

ささっと2週間くらいで1周目を完了して、次の1週間で2周目を完了。

 

その後は「過去問を解く」 → 「分からないところは参考書を見る」を繰り返せば絶対合格できます。

 

過去問を何回か解いていくと、似たような問題ばかりが出題されることに気が付くはずです。

 

最初は慣れない単語ばかりで、なかなか解けなくて自信をなくしてしまうかもしれませんが、何年分か解いていくと過去問のパターンが見えてくるようになります。

 

繰り返しますが、参考書が理解できないからと言ってぐずぐず勉強するのではなく、なるべく早く過去問を回すことが重要です。

 

まとめ

 

今回、ボイラー技士二級の参考書と勉強方法を解説しました。

 

紹介した2冊を使用すれば合格までたどり着けます。

 

ボイラー二級は最初の工業系資格としておすすめできますので、新入社員の方は是非チャレンジしてみてください!