今回は、 売上高が数兆円、従業員数が数万人規模の超大手メーカーから、売上高1000億円程度、従業員数1000人以下の準大手メーカーに転職した僕が、転職して後悔したことと、転職して良かったことを紹介いたします!
自分が望むものがあって転職したわけですが、「転職して全部良くなった!」というわけではありません。
「この部分に関しては、前の会社の方が良かったな」ということももちろんあります。
そんな僕の経験を踏まえながら、これから転職をしようと考えている方に向けて解説していきます!
この記事を読んでいただきたい方
・転職したら後悔してしまうのではないかと心配している方
・とりあえず情報収集している方
それでは、解説にうつります!
転職して後悔していること
①なんだかんだ新卒入社の方が有利
今の会社を1年以上勤めて感じるのは、やはり新卒で入社した社員(プロパー社員)のほうがいろいろな仕事を任される機会が多いです。
新しいプロジェクトへの任命、より大きな案件の担当など。
それも当然ですよね。
同じ年齢ならば、転職してすぐの社員より、新卒から勤めている社員の方が責任ある仕事を振ってもらえるに決まっています(もちろん、会社にも部署にもよるので一概には言えません)。
転職してすぐは、組織に馴染んだり、覚えたりするのが大変だから気を遣ってもらわれているのかもしれませんが、自分としてはもっとバリバリ働かせて欲しく、ちょっと物足りなさを感じます。
②扱える金額が減った
以前の会社の場合、技術系社員は希望して提案資料さえ作れば、技術改善ネタ作りの研究開発費用として年間数百万円程度を用意してもらえたりしたのですが、今の会社ではそういうのは難しそうです。
特に研究部は顕著な気がします。
やはり大きい会社の方が研究費や開発費にお金を出す余裕があるため、大規模な実験装置が購入できたり、お金のかかる分析ができたりと、より大きな挑戦が可能かと思います。
③知名度がないのはちょっと寂しい
これは本当におまけ程度です笑
以前のメーカーに勤めていた時は、その地域で会社名を言うと大抵相手に通じました。
また、規模が大きいのでニュースに掲載される頻度が多かったり、スポーツの社会人クラブがあったりして、社外でも自分の会社の名前を目にする機会がそれなりにありました。
今の会社ではそういった機会がほとんどないので、少し寂しいです笑
ただ、こんなことで転職を躊躇する必要は全くありません。
転職して良かったこと
①生活の質が格段に上がった
これは僕の転職の主目的だったのですが、自分が自由に使える時間がめちゃくちゃ増えました!
以前の会社はかなり忙しく、夜勤や休日出勤も当たり前にあり、自分の生活が仕事によって振り回されていると常々感じていました。
今はそういった勤務が皆無なので、肉体的にも精神的にもかなり楽になりました。
おかげで趣味に時間を使ったり、自己研鑽のために資格勉強したり、投資や経済の勉強したりできています。
この「自分の人生を自分が操縦している感」は、僕がこれからも大事にしたい価値観です。
②視野が広くなった
以前の会社では組織が大きすぎるため、技術系社員は部署配属されると、その部署もしくは関連する部署への異動のみでキャリアを終えることが常識でした。
ですので、事務系職種の方や営業の方が一体どんな仕事をしているのか全くわかりませんでした(これは単に僕の勉強不足だけだったのかもしれませんが、)
私のように工場で現場の改善業務をしている社員が、本社の事務系職種の方との繋がりをもつことなど滅多にありません(同期の繋がりくらいだったように思います)。
どんな業務をしているのかわからない部署が無数にありましたね。
今の会社では、同じフロアに営業の方がいたり、管理部門の方がいたりしているので、会社がどのような仕組みで動いているのかが見えてきます。
これまで技術系の仕事しか視界になかったのですが、「こんな仕事もあるんだ」とか「事務系の仕事も結構大変なんだな…」とか知ることができました。
③モチベアップ
興味ある業界に転職したので、仕事内容が自分の好きな分野と重なっていることが多いです。
仕事自体も楽しめることが多いですし、プライベートでも仕事に関する勉強を熱心にするようになりました。
例えば、2021年はエネルギー管理士、公害防止管理者、技術士一次試験と3つも資格を取得しました。
まとめ
今回は、超大手メーカーから準大手メーカーに転職して後悔していることと良かったことを3つずつ紹介しました。
これからも僕の経験談を記事にまとめていきますので、参考にしていただければ嬉しいです!